CX-8は2017年12月に販売開始されて以降、年次もしくはもっと細かな頻度で改良されたり、新たなグレードが追加されたりしています。
その中で、いろいろな機能改良がなされているものの、
・結局、どれくらいの頻度で改良・グレード追加されているの?
・価格はどれくらい変わっているの?
という情報がすぐに見つからない、ということはないでしょうか?
マツダは、モノづくり革新で取り入れた「コモンアーキテクチャ」により、
新たな技術・機能を短いサイクルで各車種に水平展開する戦略をとっています。
欲しい車種に、モデルチェンジを待たなくても最新技術が採用される、というのはうれしい反面、もう少し待つともっといい機能が搭載されるのでは、という懸念もあります。
また、改良が入るということは、コストが増えるということで、車両価格も都度上がっています。
ある家電芸人が残した(まだ生きてる)名言で、「買いたい時が買い替え時~」という言葉がありますが、安い買い物ではないので、これまでの傾向を知って、納得して車を購入する、というのは大切なことだと思います。
私が購入した時には、この情報を見つけられなかった為、まとめてみました。
これから購入を検討する方の参考になれば幸いです。
販売開始時期毎のグレード×価格の推移
では、さっそく販売以降の販売開始時期毎のグレード×価格の推移を見てみましょう。
今回は、Motor-Fanさんのサイトに掲載されていた「マツダCX−8歴代モデル・グレード一覧」の各詳細ページから、販売開始時期×グレード×駆動×乗車可能人数×価格の粒度で一覧化しました。
また、おおよそ年単位くらいで、その範囲内で発売されたものの最大金額・最小金額・平均金額を合わせて算出しています。
販売開始時期の傾向
CX-8は、毎年 年末ころに改良が入るようです。
2017年12月に発売され、2018年11月・2019年10月・2020年12月と改良版が発売されています。
また、少し遅れて新たなグレードが追加されるようです。
2019年11月にエクスクルーシブモードが、2020年1月にプロアクティブ Sパッケージが、
そして、2020年7月・8月に100周年記念車とスマートエディションが発売になっています。
(ブラックトーンエディションは、定期年次改良のタイミングでした。)
おそらく、それぞれのグレードは新しい要素が追加・置き換えになってるので、計画的に投入されたものだと思いますが、スマートエディションはちょっと違うのかな、と思っています。
既存のパーツのうち、必要十分に絞ったグレードで、他のグレードのように、より高級に、という思想からは外れています。コロナ禍で台数が伸びなかったころだと思いますので、苦肉の策だったのかもしれませんが、それが私の琴線にふれて、CX-8購入に至りました。
車両本体価格の推移
年次改良の都度、想定通りですが、ほぼ価格は上昇しています。
もちろん、機能は向上している為、その分コストが乗っているのだと思います。
次はラージ商品群に対して、直列6気筒エンジンを搭載する、という話もありますし、この傾向は、今後ももちろん続くものと予想しています。
また、年次改良でほしい機能が外れてしまう、というパターンもあります。
私は2020年7月発売のスマートエディションを購入しましたが、2020年12月に製品改良が入りました。
値段は微々たる上昇なのですが、マツコネのタッチパネルがなくなったり、パワーリアゲートが別途のオプション化され、私にとっては機能向上にはなりませんでした。
まとめ
このように、価格面・機能面であとで後悔しても新車ではオーダーできなくなってしまうので、
もし、欲しい機能・満足できる機能が今であるならば、その時に買うのが正解なのかもしれません。
今販売中のCX-8が気に入っていて、価格面も納得している、という方は、もしかすると年末年始ころに変更される可能性もありますので、早めにディーラーに行かれるのがいいかと思います。
また、もし前のモデルが良かった、という場合は、新車ではもうオーダーできませんが、新古車・中古車が出ているかもしれません。
そのあたりは、また別途の記事を書こうと思っていますので、少しお待ちください。
既にCX-8をお持ちで、カスタムを検討中の方はコチラ。
では!
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