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発表間近!?北米専用 CX-50の情報 おさらい と 次回予告

マツダのニュース
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有名 自動車情報サイト「Car Watch」によると、2021年11月10日に行われたマツダの2022年3月期 第2四半期の決算説明会にて、丸本社長が「CX-50」を11月15日(現地時間)にアメリカで発表する、と断言したそうです。

CX-50にはいろんな噂が出ているが、発表が間近に迫った今、公式/公式外・真偽問わず、出回っている情報をまとめてみました。

ふんわりイメージを持っておいて、モヤモヤしてこの週末を過ごしつつ、来週正式発表を待ちましょう!

CX-50とは?

マツダの公式情報で初めて「CX-50」の情報が出たのは、2021年10月7日の MAZDA NEWSROOM

「マツダ、2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画を発表」でした。

その中で、CX-50は以下のように紹介されています。

CX-50は、SUVらしい存在感やオフロード性能が求められる米国に、新たなラインアップの中核として導入するクロスオーバーSUVです。「MAZDA3」や「MAZDA CX-30」などと同じスモール商品群 に属し、米国アラバマ州ハンツビル(Huntsville)市に建設したトヨタ自動車株式会社との合弁新工場「Mazda Toyota Manufacturing, U.S.A., Inc.」(MTMUS)で2022年1月から生産を開始する予定です。

MAZDA NEWSROOM 2021/10/7 「マツダ、2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画を発表」より

では、ポイントを順に確認していきましょう。

アメリカで販売されるスモール商品群

マツダのアメリカにおける商品展開

マツダ 2022年3月期 第2四半期 決算説明会資料では、北米で展開する今後のSUV商品群について、以下のように発表しています。

マツダ 2022年3月期 第2四半期 決算説明会資料 より

基本的な見方としては、「大きさ」によるグルーピングで
・SMALL SUV
・COMPACT SUV
・MIDSIZE SUV
と分けれており、CX-50はCX-5と同じ「COMPACT SUV」に属しています。

今後は「MIDSIZE SUV」としてCX-70・CX-90が順次発表・発売されていく予定です。

スモール商品群 と ラージ商品群

CX-50が属する「スモール商品群」とは、マツダのいくつかの車種を束ねる商品群の名称で、これ以外には「ラージ商品群」と呼ばれるものがあります。

2021年11月現在発売されているマツダが生産する車(OEM受給車と中国専用のCX-4は除く)を各商品群に割り当てると、以下のようなグループ分けになります。
(ロードスターについては別格なのか、記載が見つかりませんでした。。。ご存じの方、教えてください!)

【現行車】スモール商品群

Mazda2(旧 DEMIO)、Mazda3(旧 AXELA)、CX-3、CX-30、MX-30

【現行車】ラージ商品群

Mazda6(旧 ATENZA)、CX-5、CX-8、CX-9

なぜ、スモールとラージで商品群を分けているのか?これは、マツダが考える生産の効率化に大きく関係があります。

もともと、マツダは「一括企画」「コモンアーキテクチャ」という戦略で、マツダで開発・生産する全ての車種を対象に最初に全体の構想を立て、共通させる「固定」部分と特色を持たせる「変動」部分を切り分けて考える効率の高い開発と商品化を行ってきました。

しかし、第7世代車からは「全て」ではなく、「スモール」と「ラージ」という車格に近い軸を追加しています。

初代CX-5・CX-8など魅力的な車を生み出した第6世代ですが、魅力をさらに増加させ、生産効率を高める為には「大きさ」という軸を入れた方がよい、という判断なのでしょう。

マイナビニュースに「マツダのクルマづくりが変わる?鍵を握る”ラージ”と”スモール”」という記事がわかりやすかったので、リンクを載せておきます。

気になるCX-50の大きさは?

気になるCX-50の大きさについて考えてみます。

公式には商品発表されておらず、正確なサイズはわかりませんが、マツダが公式に発表している気になるキーワードから考察してみたいと思います。

キーワード1:今後のSUV商品群のイメージ図

これは上でも掲載した以下の図です。

マツダ 2022年3月期 第2四半期 決算説明会資料 より

直接的な説明はありませんでしたが、同じグループでも右に行くほど大きいのかな、と予想しています。

なぜなら、SMALL SUVで横に並ぶCX-3とCX-30では、CX-30の方が大きい車体をしています。
また、MIDSIZE SUVで並ぶCX-70とCX-90では、2列のCX-70より3列のCX-90の方が大きくなるのが自明です。

その法則でいくと、CX-5よりも大きなサイズになります。

キーワード2:CX-50はスモール商品群

前述の通り、2021年10月7日にMAZDA NEWSROOMで投稿された「マツダ、2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画を発表」で、CX-50はスモール商品群である、と記載されています。
一方でCX-5はラージ商品群に属します。

単語で見ると「スモール」<「ラージ」が当たり前です。

じゃあ、CX-50はCX-5より小さいで決定じゃん、と言われそうですが、気になっているのはキーワード1の内容に加えて、「スモール」「ラージ」は本当に車体サイズだけの区分なのか、という疑問です。

マツダは大きさを分けたい為に「スモール」「ラージ」を定義しているのではなく、生産効率を上げたい為に区分しています。

表面的ではなく、本質的なところで「スモール」商品群である。と言っていたら、カッコいいな、とちょっと思います。

結局、CX-50の大きさは発表までわからない

上記のように、どちらとも取れる情報が飛んでいるので、まだ大きさについては確定できない、というのが本当のところです。

しかし、大きな車が人気のあるアメリカでの販売というところを見て、CX-5と同等か、それよりも大きいといいな、と期待しています!

MTMUSで2022年1月から生産

CX-50は、米国アラバマ州ハンツビル(Huntsville)市に建設したトヨタ自動車株式会社との合弁新工場「Mazda Toyota Manufacturing, U.S.A., Inc.」(MTMUS)で2022年1月から生産を開始する予定と発表されています。

MTMUSとは何物か?

では、まずMTMUSとは何物か。

マツダから初めて情報が出たのは2018年1月11日のMAZDA NEWSROOMでした。
(MAZDA NEWSROOM 大活躍!)

記事を見ると、当初2021年稼働開始予定でしたが、2022年1月から生産開始、ということで、苦労されたのかな、と思います。

MTMUSはトヨタとの協業で作られた工場ですが、トヨタの生産ラインとマツダの生産ラインがそれぞれ準備され、それぞれが車を生産するようです。

新工場の生産能力は年間30万台を予定し、マツダ・トヨタ向けの各生産ラインで、マツダが北米市場に新導入するクロスオーバーモデルとトヨタの「カローラ」を15万台ずつ生産します。

MAZDA NEWSROOM 2018/1/11 「マツダとトヨタ、米国アラバマ州に合弁新工場を建設」より

マツダの工場間で行われている「スイング生産」はマツダラインとトヨタラインの間ではできなさそうなので、マツダはしっかり生産される車を販売していかないといけないですね。

また、欧州で販売されるヤリスのOEMのように、トヨタに生産を委託(OEM受給)するわけではないようで、マツダ生産の新モデルが出ることにも期待が大きいところです。

トヨタとの協業による効果

2021年3月期 第2四半期 決算説明会の プレゼンテーション資料 に以下のような記載があります。

米国新工場で生産する新型SUVに、THS(トヨタハイブリッドシステム)を搭載し販売予定

2021年3月期 第2四半期 決算説明会 資料より
マツダ 2021年3月期 第2四半期 決算説明会資料 より

このようにトヨタのテクノロジーをマツダの車に取り入れ、マツダ車としては新たな魅力を出せそうです。

なお、MTMUSではないですが、マツダがリードしてトヨタや他の会社にノウハウを共有する活動も行っています。

THSとは

ウィキペディアによると、以下の通りでした。

TOYOTA Hybrid System(トヨタ・ハイブリッド・システム、THS)とは、トヨタ自動車が開発したハイブリッドカーの機構。2021年現在はTHS-IIの名称で知られる。

ウィキペディアより

また、IT media ビジネス ONLiNEでは

確かに2019年、トヨタは2万3000件以上にも及ぶTHS(トヨタ・ハイブリッド・システム=プリウスやヤリスのハイブリッドなどに用いられているハイブリッド技術の名称)の特許を30年まで無償で公開することを発表している。

IT media ビジネス ONLiNE より

と書かれており、それをマツダが活用させてもらったのかもしれません。

それはトヨタTHSに魅力がない、将来性がないということではない。むしろ実際はその逆で、トヨタTHSは実に良くできているハイブリッド技術であり、今後もさらに進化が望めるものだ。トヨタが生み出した技術の中では、間違いなくナンバーワンの傑作メカニズムと言っていいだろう。

IT media ビジネス ONLiNE より

とも書かれており、マツダがなかなか注力できていなそうなハイブリッド面の大きなサポートになりそうです。

CX-50の外観は?

そして、一番気になるCX-50の外観・エクステリアはどのようなものか?

もちろん正式発表前の現時点で確定したものはありませんが、日本最大級の車総合情報サイト、カービューで予想イメージが上がっていました。

【スクープ】デビュー直前! マツダ新型クロスオーバーSUV『CX-50』、前後デザインをプレビュー!(LE VOLANT CARSMEET WEB)の写真 | 自動車情報・ニュース - carview!
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もちろん魂動デザインを踏襲していますが、フロント両サイドのデザインはトヨタ車に通じるところがあるなぁ、と感じました。

実際はどんなデザインになるのか、とても楽しみです。

MAZDA USAのTwitterで、ティザー動画が上がっていました。じらしてくれます。(笑)

次回予告:CX-50 ワールドプレミアは2021/11/15(日本時間 11/16)

冒頭で記載した通り、CX-50が公式として初公開となるワールドプレミアは現地時間で2021/11/15(日本時間 11/16)に行われます。

幸運にも、ワールドプレミアをリアルタイムで見せてもらえる機会をいただいたので、見た後は早くアウトプットできるように、眠い目をこすりながら書こうと思います。

アップ後はTwitterでつぶやきますので、よければフォローしてお待ちください!

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